建築構造解析特論 <2024年度>
Structural Analysis of Buildings < 2024 >


Update; Sept. 15, 2024

Kenji Kabayama


最新情報

    09/15up 公開情報を更新


講義情報

    講義区分 : 講義(特論)・2単位

    開講時限 : 木曜4限(15:10--16:50)

    主対象  : 建築学専攻修士

    講義形式 : 講義+演習

    教室   : 豊洲キャンパス教室棟4階405教室

    担当教員 : 椛山健二(芝浦工業大学建築学部・教授)


      ガイダンス資料PDFファイル)



講義紹介

 地震被害を軽減するためには,建物の耐震性能を把握し,相応しい対策を講じることが重要である。そこで本講義では,耐震性能を解析的に評価する手法を対象とする。

 講義前半では,既存建物の耐震性能評価法として,一般的に活用されている「耐震診断」の背景と理論を解説する。更に,鉄筋コンクリート建物を対象とした演習を実施して,既存建物の耐震性能に関する問題点を把握し,地震対策の重要性を学修する。

 講義後半では,我が国の耐震設計において現在の主流である「保有水平耐力計算」の理論と実践を学修する。項目毎の解説に併せて,例示する小規模な鉄筋コンクリート建物を対象として一連の構造計算を実習することで,耐震設計の意図を体得する。



Part 1) 耐震診断 (第1回〜第7回を予定)

   既に建っている建物(=既存建物)の耐震性能を解析的に評価 = 耐震診断

   テキスト; 日本建築防災協会2017年改訂版 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準・同解説」

   RC建物のみを対象

   演習課題; モデル建物を対象に計算実習

関連資料

    耐震診断基準資料PDFファイル,パスワードが必要)

    解説パワポ資料PDFファイル)

         1968年十勝沖地震の被害写真     1995年兵庫県南部地震の被害状況PDFファイル)

    解説資料(第1章--第3章)PDFファイル)

    解説資料(第4章4.1節)PDFファイル)

    解説資料(第4章4.2節--第5章)PDFファイル)

    解説資料(第6章--第8章)PDFファイル)

    解説資料(第9章--第10章)PDFファイル)

    構造耐震判定指標Isoの解説資料PDFファイル)

    付録 診断プログラムの例示PDFファイル)


    演習対象のモデル建物PDFファイル  演習課題PDFファイル)

    第1次のE0 計算例PDFファイル)

    耐震壁の耐力算定例PDFファイル)  袖壁付柱の耐力算定例PDFファイル)  袖壁付柱のF値算定例PDFファイル)

    部材種別・F値・Qu値の一覧PDFファイル)  第2次のE0 計算例PDFファイル)

    形状指標SDと経年指標Tの解説資料PDFファイル) 重心と剛心PDFファイル)

    診断プログラムによる計算結果の例PDFファイル)


    その他


Part 2) RC建物の2次設計演習 (第8回〜第14回を予定)

   新規の建物を対象に,大地震時に安全性を確保する  ⇒  保有水平耐力の確認

   テキスト; 日本建築センターの講習会資料 「RC造建物の構造計算演習 基礎U」

     書籍版; 前田匡樹他「ひとりで学べるRC造建築物の構造計算演習帳【保有水平耐力計算編】」,日本建築センター,2013年6月

   RC建物のみを対象

   演習課題で計算の実習

関連資料

   2次設計演習のページへ


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  ★ 講義「鉄筋コンクリート造の設計1 ・・・ 学部講義の資料<学内限定公開>

   (財)日本建築防災協会

   (財)日本建築センター


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